F22来月10日配備 5月までの暫定 嘉手納基地

 外務省は11日午前、米国バージニア州ラングレー空軍基地所属のF22戦闘機12機が、2月10日から嘉手納基地に配備されると正式発表した。配備に伴い兵員約250人が配置される。米空軍の次期主力戦闘機であるF22の米国外への配備は初めて。外務省日米地位協定室は展開期間について「未確定であるが、およそ3カ月」と述べ、5月ごろまでの暫定的な一時配備であると説明している。
 外務省沖縄事務所は11日、県、沖縄市、嘉手納町、北谷町の地元三市町に対しファクスで配備を通知した。地元首長は「基地機能の強化だ」と一斉に反発している。
 外務省は配備について「米軍の運用状況を勘案し、極東での米軍の適正な抑止体制を維持するため一時的に航空機を補う必要があるために行われる」と理由を説明。「地域での特定の脅威の増大によるものではない」と述べている。
 嘉手納基地では現在、所属するF15戦闘機計20機が米本国での訓練に参加。三沢基地からもF15が訓練に参加しており、在日米軍基地の戦闘機数が手薄な状況が今回の嘉手納への配備理由の一つとして指摘されている。
 F22はF15の後継機として開発され、レーダーなどから探知されにくいステルス性能と超音速巡航能力を兼ね備える。05年12月からラングレー基地で初めて実戦配備された。
 かつて嘉手納基地ではフィリピンのクラーク米空軍基地閉鎖で、輸送機などが「一時移駐」として飛来したが、そのまま常駐化した経緯がある。

やった!最高!でも現地の住民がどういうのか心配だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください